うつ・自律神経失調症について学ぶ 中級講座【2】あなたもできる自律神経失調症 うつ対策法

まずは休むことです。自律神経失調症・うつの存在意義のところでもお伝えしましたが、あなたはがんばりすぎたために、カラダのブレーカーが落ちているのです。

電気のブレーカーが落ちたらその対策として、電化製品の何かのスイッチを切りますよね。だからあなたのがんばるスイッチをいくつか切らないといけないのです。
「私よりがんばっている人もいる。私は全然がんばってない。」とおもう方もいるでしょう。でもそれは一部の見える範囲だけのことです。

例えば「結婚している女性で、子供もいて仕事もしている」そんな女性がいるとします。 「彼女は結婚していて子供がいるのに仕事をあんなにがんばってる。私ももっとがんばらないと...」あなたがこのように思っても、実際には彼女は結婚していても、両親が近くに住んでいて、家事や育児の手伝いをしてくれるから、仕事にがんばれるのかもしれません。あるいはご主人まで、家事を率先的に手伝う人かもしれません。
上辺では分からないことがたくさんあるので、人と比べても何にもなりません。
どの程度がんばっているかは、他の人と比べずに自分の疲労度で計ってくださいね。あなたの疲労度が高いなら、あなたは十分にがんばっています。

あなたは十分がんばった。だからあなたのココロとカラダのブレーカーが落ちているのです。休みましょうよ、気がねなく。
休むことが、あなたの今の仕事です。

うつナビゲーター 鈴木直人

うつナビゲーター 鈴木直人