自律神経失調症・うつの具体的な症状と対策

自律神経失調症やうつには、さまざまな症状が出ます。それらを分かりやすくお伝えいたします。

冷え性

「冷え」も自律神経失調症の症状のひとつと言ってもいいでしょうね。
そのため自律神経失調症の方は、冷え性になりやすいし、冷え性の人は自律神経失調症になりやすいのです。

心臓系の症状

例えば心臓が急にバクバクしたり、脈拍が飛んだり(一回分、脈拍がなくなる)する症状があります。
これも自律神経失調症の症状のことが多いです。

食欲不振

自律神経失調症は、副交感神経の働きが低下する方が多いので、胃や腸などの臓器の働きが低下して症状が出てきます。

息切れ

自律神経失調症ですと、何もしていないのに息苦しい・最近ちょっとしたことで息が切れるなどの症状が多くなります。息が切れるのは年のせいばかりではありませんよ。

光が眩しく感じる

あまり知られていませんが、自律神経失調症の症状に「まぶしく感じる」という症状がありあす。まぶしく感じる原因は、瞳孔の調節がうまくいっていないからです。

目の乾き・ドライアイ

自律神経失調症の症状には「目の乾き(ドライアイ)」などもあります。
自律神経失調症になり副交感神経の機能が低下すると、涙が出にくくなりこの症状が出ます。

のどのつまり 違和感

これも自律神経失調症には多い症状です。飲み込む行為は、半分は自律神経が行いますので、自律神経失調症になると飲み込みにくくなったり、のどに違和感を感じたりする症状が出ます。

不妊症・生理痛

自律神経失調症により婦人科系の臓器に症状(不妊症・生理痛・生理不順)が出る場合があります。なぜなら自律神経が女性ホルモンを調節しているため、自律神経のバランスが乱れると、女性ホルモンのバランスも乱れやすくなからです。

感情不安定

不安感・怒りっぽい・イライラ・気分の落ち込み。
このような症状も自律神経失調症の症状です。物忘れがひどくなったり、仕事などでもうっかりミスが多くなったりという症状が出ます。

集中力欠如

うつや自律神経失調症になると、集中力がなくなってきます。そのため、仕事でミスをしたり、重要なことをうっかり忘れたりします。これはエネルギー不足によるためです。

不眠症

不眠症も自律神経失調症の症状にはとても多い症状です。副交感神経の機能が低下するため、眠ることが困難になります。また昼夜逆転といって、昼に眠たくなり夜は目がさえるようなことも起きます。

めまい・耳鳴り

めまいや耳鳴り、そして難聴なども自律神経失調症の症状としては多い症状です。血流の悪さや、脳の機能低下などで症状が出てきます。

顎関節症

顎関節頭蓋骨と関節をなしているため、顎関節のゆがみが噛む力によって、頭蓋骨に伝達されて、頭蓋骨までゆがませてしまう可能性があります。自律神経失調症うつの方に顎関節症が多いのはこのためです。

手足や全体のしびれ

しびれも自律神経失調症の症状で起こる場合があります。このシビレは運動器(関節や筋肉)的な障害ではなく、血液の流れが悪くなり神経が酸欠になっているために起こる症状です。

熱感・微熱

自律神経失調症になると熱感や微熱といった症状が出ることがあります。 これは三つの理由から起こります。このページでは、それぞれをご説明しています。

うつナビゲーター 鈴木直人

うつナビゲーター 鈴木直人