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自律神経失調症の具体的な症状と対策
自律神経失調症やうつ病には、さまざまな症状が出ます。それらを分かりやすくお伝えします。
冷え性
「冷え」も自律神経失調症の症状のひとつと言ってもいいでしょうね。
多くの人は冷え性はただの冷えだと思っています。しかし、血管の拡張や収縮など、血液の流れに関係するものは自律神経が調節しています。
そのため自律神経失調症の方は、冷え性になりやすいし、冷え性の人は自律神経失調症になりやすいのです。
冷え性の対策
対策はもちろん、体を冷やさないことですね。冷え性の方は、自分で熱が生めない状態になっています。体が弱くなるからといって、体を暖めない方がいますが、コレは止めた方がいいですね。まずは体を暖めて、自分で熱が生めるようになったら、少しずつ慣らしていくのがいいでしょう。特に手足・おなか・背中はよく温めてください。
心臓系の症状
例えば心臓が急にバクバクしたり、脈拍が飛んだり(一回分、脈拍がなくなる)する症状があります。これも自律神経失調症の症状のことが多いです。精神的ストレスや、温度湿度のストレス、また体の構造的ユガミのストレスからでも、心臓に負担がかかる時が多く、また、胸がザワザワするような感じがする時もあります。このような時は、何もしなくても、ものすごく疲労感があります。原因は「ストレス」になります。多大なストレスが、長期間にわたって感じると、心労という形で心臓に症状が出る自律神経失調症の方も多くいます。
また、自律神経が潮の満ち干きに関係し、新月や満月の時などに症状がひどくなるという報告もあります。
心臓系症状の対策
心臓の症状の一番の対策は、ストレスを感じないようにストレスから逃げることです。逃げることは悪いことではないんです。一度ストレスを受けないような状況に自分をおいて、心と体の回復を待ちましょう。体の内側の力がついてきたらストレスに勝てるようになりますので、それまで少し逃げていましょうよ。また、「心臓が止まるんじゃないか」というように、いたずらに不安がるのも良くありません。心臓は簡単には止まりません。大丈夫ですから安心してゆっくり休むことです。ただ狭心症など心臓の病気が隠れている場合があります。ご自分の症状を専門医に伝え一度検査することをおすすめします。
食欲不振・胸焼け・吐き気・便秘・下痢
自律神経失調症の症状は消化器系にでる場合も多くあります。消化器系の臓器(食道・胃・小腸・大腸)は、全て副交感神経の支配によって働く空です。自律神経失調症は、副交感神経の働きが低下する方が多いので、胃や腸などの臓器の働きが低下して症状が出てきます。
そのために、食べたものが消化しきれず、胸に上がってくるような胸焼けや膨満感(ぼうまんかん・胃が膨れている感覚)などの症状が出てくる場合があります。また、逆に胃酸が出すぎて胸焼けという症状を感じるときもあります。これも自律神経が狂いはじめいる証拠です。ひどい時には食欲不振で、食べ物が口に入らないようになります。胃潰瘍なども自律神経失調症の症状と思ってくださってもいいと思います。胃潰瘍の方は、だいたい多くのストレスや仕事などを抱えている方が多いですよね。心と体に少し休憩が必要です。
食欲不振・胸焼け・吐き気・便秘・下痢の対策
自律神経失調症の症状が胃腸に出ている場合は、基本的にお腹がすくまで食べない方がいいですよ。なぜなら内臓を休めないといけないからです。食事の時間だからといって、無理やり食べる方がいらっしゃいますが、これは症状を悪化させてしまうことが多いです。食欲がない場合は、食欲が出るまで食べないでください。
また、食べられるようになっても、食事はゆっくりよく噛んで食べ、少量ずつ、消化の良いものを食べることです。
息切れ・息苦しく感じる
これも自律神経失調症の症状の典型例です。息切れ等にはいくつかの原因があります。まず、呼吸筋の緊張により肺を包む胸郭が膨らみづらくなっている可能性があります。他にも胃が上がるような状態になっている方もいます。胃は横隔膜の下にあり、胃の上部が緊張して上に上がることによって横隔膜が上に押し上げられます。横隔膜は下に下がることにより、息を吸うことができます。ですから胃が上がると横隔膜が下に下がりにくくなると息がすいづらくなるという症状が出てきます。これは胃下垂の方もなったりします。胃下垂の方は胃の下の部分が下がり、胃の上の部分は上に上がる場合もあります。
それと、ストレスから息を吸うことばかりに意識がいって、息を吐いてない方も多いです。ホントです。笑
自律神経失調症ですと、何もしていないのに息苦しい・最近ちょっとしたことで息が切れるなどの症状が多くなります。息が切れるのは年のせいばかりではありませんよ。笑
自律神経失調症の症状でもあることなのです。
息切れ・息苦しく感じる対策
対策は姿勢と腹式呼吸を覚えることです。腹式呼吸とは、おなかで息を吸うことです。コツは、肩を下げた状態で呼吸をしてみてください。また、体の力を抜くことを意識的に行ってください。その他詳しくは「息が苦しい」をご覧下さい。
光がまぶしく感じる
あまり知られていませんが、自律神経失調症の症状に「まぶしく感じる」という症状がありあす。まぶしく感じる原因は、瞳孔の調節がうまくいっていないからです。瞳孔は、目の中に光をどれくらい入れるかを自律神経が調節しているのですが、その機能が低下して瞳孔が開きっぱなしになってしまうのです。そのため、目に光が多く入り、まぶしく感じるという症状がでるのです。基本的にはストレスが多くて、副腎のホルモンが使われすぎて、副腎のホルモンの貯蔵がなくなってくると瞳孔調整がうまく行かなくなることが多いのです。(ストレスが多いと、ストレスに抵抗するため、副腎ホルモンがたくさん使われます。すると副腎ホルモンがなくなってしまうのです)
光がまぶしく感じる対策
とにかく「がんばらない」ことです。がんばることで副腎のホルモンをたくさん使ってしまいますのでまぶしいという症状が出てきます。それとまぶしく感じるままにしておくと目に入る光の量が多く、脳に光の刺激が届き過ぎてしまいます。すると、ますます自律神経失調症になりやすくなってしまいます。まぶししという症状が出ているときは瞳孔が開いていますので、目に入る光の量を抑えるためにサングラスをしましょう。
それとカリウムとナトリウムのバランスが崩れている時が多いです(カリウムが多くてナトリウムが少ない状態)。 高血圧でない方は、いつもより塩分を多めに取ってみて下さい。多少効果があると思います。ただし、塩分の取りすぎはよくありませんから1週間ぐらいにして下さい。また、砂糖類を取ると、この症状がひどくなります。甘いものを食べるのを控えることも自律神経失調症の対策になります。
目の乾き・ドライアイ
自律神経失調症の症状には「目の乾き(ドライアイ)」などもあります。涙は悲しい時ばかりに出るのではなく、目が乾かないように、いつも少量の涙が出て目の表面をおおっています。しかし涙を出すのは副交感神経の支配なので、自律神経失調症になり副交感神経の機能が低下すると、涙が出にくくなりこの症状が出ます。
それとは逆に、いきなり意味もなく涙が出る場合もあります。これは自律神経が低下した反動で、いきなり副交感神経が働き始めるという反動作用です。自律神経が何とか自分で調整しようとしているのです。ちなみに目の表面をおおっている涙と、ボロボロとこぼれ落ちる涙とは成分が違うんですよ。目の表面をおおっている涙は、バクテリア殺して目をばい菌から守るための酵素のリゾチームが含まれています。
しかしボロボロと流れ落ちる涙には、ストレスで生じた体内の有毒物質(コルチゾール)が含まれています。これはストレスを受けたことにより、体内に有毒物質が発生したため、それを体外に排出しようとする働きなのですね。
つまりストレスがあっても、泣くことにより体外に有毒物質を出せるのです。
泣くとなんとなくスッキリするのはこのためなんですね。つらい時、悲しい時はガマンしないでたくさん泣いてもいいのです。もちろん男性だって。
そうすることにより、ストレスを軽減でき、自律神経失調症の症状を軽減することが出来ます。
目の乾き・ドライアイの対策
ドライアイの対策は、首をゆっくり大きくたくさん回すことです。すると症状が軽くなってくると思います。首が硬いとドライアイになりやすいのですね。それ以外にもストレスが多いとドライアイになりやすいので、たくさん泣いてストレスで生じた有毒物質を涙で体外に洗い流してしまいましょう。笑
のどのつまり・飲み込みづらい(軽度の嚥下困難)・のどの違和感
これも自律神経失調症には多い症状です。飲み込む行為は、半分は自律神経が行いますので、自律神経失調症になると飲み込みにくくなったり、のどに違和感を感じる症状が出ます。また、ヒステリー球といわれるのどに違和を感じる症状も自律神経失調症です。さらに酷くなると、唾液が出にくくなり口の渇き(ドライマウス)などを感じるようになります。これは唾液を出す行為が副交感神経の働きだからです。休む神経である副交感神経の働きが低下すると、唾液を分泌する能力までもが低下してしまいます。
不妊症・生理痛・生理不順など
自律神経失調症により婦人科系の臓器に症状(不妊症・生理痛・生理不順)が出る場合があります。なぜなら自律神経が女性ホルモンを調節しているため、自律神経のバランスが乱れると、女性ホルモンのバランスも乱れやすくなるんですね。すると、ホルモンの影響を受けやすい卵巣や子宮は、機能低下や機能亢進(働きすぎ)を起してしまいます。すると月経周期が不安定になったり、無排卵などの症状が出てきます。ちなみに受精卵が着床する子宮内膜も、女性ホルモンの一つ、黄体ホルモンというホルモンが作用して作られるのです。
子宮内膜は受精卵のベッドです。子宮内膜がちゃんと出来てないと受精卵が子宮で留まれません。受精卵の元の卵子も卵胞ホルモンで作られるので、女性ホルモンのバランスが崩れると排卵もなくなる可能性があります。これらのことから、自律神経失調症の症状の一つに不妊症というのもあるのですね。基本的には、ホルモンは全て自律神経で調節されているといっても過言ではありません。婦人科系の症状は、基本的には手足やお腹を冷やすと悪化します。
対策として、手足やおなかを冷やさないようにしましょう。
女性特有の悩みは、女性のためのうつ病サイトや女性疾患ナビを参考にしてみて下さい。
手足のシビレや体全体のシビレ・熱感・微熱など
しびれも自律神経失調症の症状で起こる場合があります。このシビレは運動器(関節や筋肉)的な障害ではなく、血液の流れが悪くなり神経が酸欠になっているために起こる症状です。神経は酸欠を起すとシビレを感じるのです。運動器的なシビレは片足・片手といった体の片方がシビレる場合が多いです。自律神経失調症のシビレは運動器的なシビレとの違い、体全体がシビレたり、両手がシビレるような症状が多いです。また、しびれが体のあちこちに移ったり、熱感や微熱のような症状もあります。
感情の不安定や集中力の欠如
不安感・怒りっっぽい・イライラ・気分の落ち込み・集中力がなくなる。
このような症状も自律神経失調症の症状です。そしてこれらはうつ病の症状でもあります。自律神経失調症やうつ病では精神が不安定になりやすく、感情の不安定感や集中力の欠如が出てきます。物忘れがひどくなったり、仕事などでもうっかりミスが多くなるという症状が出ます。またうつ病では、全てのことに興味を失ったり関心を示さなくなります。
不眠症
不眠症も自律神経失調症の症状にはとても多い症状です。副交感神経の機能が低下するため、眠ることが困難になります。また昼夜逆転といって、昼に眠たくなり夜は目がさえるようなことも起きます。詳しくは不眠症ページをご覧下さい。
めまい・耳鳴り
めまいや耳鳴り、そして難聴なども自律神経失調症の症状としては多い症状です。血流の悪さや、脳の機能低下などで症状が出てきます。詳しくはめまい耳鳴のページをご覧ください。
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